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歳月

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  • 作者: 鈴木敏夫
  • 原文出版社: 岩波書店
  • 出版地區:日本
  • 語言:日文
  • 上架日期:2023/08/02
  • 出版日期:2023/07/08
  • 定價:960
  • 優惠價:920
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編者的話

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「ぼくは誰と出会い、どんな話をして来たのか」
共同通信配信の人気連載が待望の書籍化!スタジオジブリの名プロデューサーが、手塚治虫、黒澤明、池澤夏樹、富野由悠季、スピルバーグ、米津玄師、あいみょん、ダライ・ラマ14世、そして宮﨑駿ら、その人生の道ゆきで巡り合った人々との鮮烈な思い出を振り返る。闊達な筆致で胸に希望の灯がともる、86のエピソード。

目次
1)氏家齋一郎さん(2016年2月)
――「ぼくはドギマギしながらその手を強く握った。」

2)徳間康快社長(2016年2月)
――“見てくれが大事”を死の直前まで実践していたのだ。

3)ちばてつやさん(2016年4月)
――そこは誰も入ってはいけない場所だった。

4)押井守監督(2016年5月)
―― 1本の映画が世界を変える。僕らは信じていた。

5)カルロス・ヌニェスさん(2016年5月)
――「あんたの目は、俺の目に似ている」

6)カンヌ国際映画祭特別編(2016年6月)
――フランスらしい“おしゃれ泥棒”の仕事だった。

7)加藤周一さん(2016年8月)
――「ぼくは、仕事で出会った女性の名前を忘れない。なのに……」

8)庵野秀明監督(2016年8月)
――庵野にそのことを伝えると、彼は悪戯っぽく、にっと笑った。

9)マイケル・デュドク・ドゥ・ビット監督(2016年10月)
――人を恋し愛するのに言葉は要らない。

10)保田道世さん(2016年11月)
――「ねえ、鈴木さん。男と女の関係って3つしか無いわよねえ」

11)ジョン・ラセター監督(2016年12月)
――文化の違いを埋めるのは、本当にむずかしい。

12)キャロライン・ケネディさん(2017年2月)
――ぼくらの世代にとって特別の家族だった。

13)黒澤明監督(2017年2月)
――「黒澤監督、最後の作品ですか」「まあだだよ」

14)カンヤダさん(2017年3月)
――翌朝のことだ。写真を見るなり宮さんが叫んだらしい。

15)ダライ・ラマ14世(2017年4月)
――そのとき、ぼくは初めて、事の重大さを実感した。

16)ゴールデン街のママたち(2017年5月)
――それがぼくの二十代の日課だった。

17)大塚康生さん(2017年6月)
――大塚さんがいなければ、現在のジブリは無い。

18)神田松之丞さん(2017年7月)
――劇場に熱気が満ちる。余計なお世話だが、心配になる。

19)奥田誠治さん(2017年8月)
――「君は、言うことは立派だが、行動が伴わない」

20)堀田善衞さん(2017年8月)
――ぼくは身震いした。これが作家というモノかと。

21)久石譲さん(2017年9月)
――ぼくは決めた。今日は、何も話さない。

22)小林桂樹さん(2017年10月)
――小林さんは、宮さんの期待に応えて、見事にその二面性を演じ切った。

23)高畑勲監督(2017年12月)
――ぼくが映画を作る喜びを知った瞬間だった。

24)倍賞美津子さん(2018年1月)
――「鈴木さん、体が動いている」

25)キャスリーン・ケネディさん(2018年1月)
――「もう20年近くになる」「私もスティーブとそのくらい」

26)菅原文太さん(2018年2月)
――文太さんはしゃべり続ける。ぼくも負けじとしゃべりまくる。

27)アーシュラ―・K・ル・グウィンさん(2018年3月)
――この因縁の作品をモノにしないとジブリに明日は来ない

28)高畑勲監督(2018年4月)
――4月5日午前1時19分、高畑さんは亡くなった。

29)瀧本美織さん(2018年5月)
――「思わず、「菜穂子」になっちゃった」

30)宮﨑駿一家(2018年6月)
――宮さんの家族が図らずも一家総出で作った本になった。

31)永六輔さん(2018年7月)
――ぼくは、そのときの永さんの手のぬくもりをいまだに覚えている。

32)落合博満さん(2018年8月)
――この人は、こうやって戦ってきた。

33)清水克浩さん(2018年9月)
―― 一生に一度くらい男女の話を書いてみようかという気になった。

34)立川志の輔さん(2018年11月)
――これ以上の「仲蔵」を聞くことは、生涯にもう二度とない。

35)アリアナ・グランデさん(2018年12月)
――彼女の腕に千尋がいない。

36)翁長雄志さん(2018年12月)
――同世代だから分かることがあるし、話せることがある。

37)米津玄師さん(2019年1月)
――その名前から、お寺の住職だと思い込んだぼくは……

38)梅原猛さん(2019年2月)
――それまで丁寧だった梅原さんの語気が荒くなった。

39)藤純子さん(2019年4月)
――その度に、ぼくはいつも学生時代にタイムスリップする。

40)大楠(安田)道代さん(2019年4月)
――「いずれまた、何処かで、必ず」

41)樹木希林さん(2019年5月)
――彼女には負ける予感があった。

42)バロン吉元さん(2019年6月)
――それはぼくにとって青春の書だった。

43)青山功さん(2019年7月)
――「青ちゃん」は、ぼくのことを「敏さん」と呼ぶ。

44)小泉進次郎さん(2019年8月)
――もっと話したくなった。そういう魅力を持っている政治家だ。

45)夏木マリさん(2019年9月)
――今度はワンマンショーで彼女の歌を。

46)宮﨑駿監督(2019年11月)
――背筋はいつだってピンと伸びている。

47)干場弓子さん(2019年11月)
――名古屋の女は、本音でしかモノを言わない。

48)渡辺万由美さん(2019年12月)
――人間の魅力というモノは自分じゃ分からない。他人が発見するものだ。

49)手塚治虫さん(2020年1月)
――気が付くと、先生の目が真っ赤になって、涙が頰を伝った。

50)渡辺京二さん(2020年2月)
――続けられる限り、宮さんに寄り添おうと気持ちを新たにした。

51)三浦雅士さん(2020年3月)
――同じ時代に、同じ小説を読んでいた。

52)田辺修さん(2020年4月)
――「いまはアニメで興味を持てる仕事が無い」

53)池澤夏樹さん(2020年5月)
――普段、話すときも、書き言葉で話す。

54)スピルバーグ監督(2020年6月)
――「トトロぴょんぴょん」の前で座り込んで動かない。

55)滝沢カレンさん(2020年7月)
――心に浮かんだことをそのまま口にする。

56)藤巻直哉さん(2020年8月)
――実は、彼とぼくは毎晩、銭湯に行っている。

57)半藤一利さん(2020年9月)
――編集者には独特の匂いと臭みがある。

58)上野千鶴子さん(2020年10月)
――「ジブリに女性はいないのか?」

59)西川善文さん(2020年11月)
――小さい案件でも、これは大事だと思ったら、自ら動く。

60)荒木経惟さん(2020年12月)
――「これが鈴木さんの本当の顔だ」

61)あいみょん(2021年1月)
――私のどこがダメですか?

62)高倉健さん(2021年2月)
――やることなすことすべてが様になる。

63)丹波哲郎さん(2021年3月)
――「やいやいやい、死にてえ奴は前に出ろ!」

64)森繁久彌さん(2021年4月)
――そう思った刹那に、徳間康快の大きな声が控室に響き渡った。

65)村山新治監督(2021年5月)
――モノクロの映画に降る雪は、本当に冷たかった。

66)山田洋次監督(2021年6月)
――「切り口は?」山田さんの表情がそれまでと一変した。

67)亀山修さん(2021年7月)
――「敏ちゃんも一緒に行って欲しい」

68)立花隆さん(2021年8月)
――まさにノンフィクションの王道に基づく取材と原稿だった。

69)内村航平さん(2021年9月)
――人には誰しも忘れることの出来ない記憶の2つや3つはある。

70)みなもと太郎さん(2021年10月)
――漫画家という人種は約束など守らない。

71)張芸謀監督(2021年11月)
――「徳間さんがいなければ、ぼくらは映画を作ることは出来なかった」

72)柳家小三治さん(2021年12月)
――師匠が突然、ぼくを強くハグし、大きな声でこう言った。

73)富野由悠季監督(2022年1月)
――「ぼくは、あなたに捨てられた」

74)大島明子さん(2022年3月)
――叔母に支配され続ける一生は、まっぴらごめんだった。

75)ジョン・ケアードさん(2022年4月)
――ジョンのぼくへの友情。それしか考えられなかった。

76)佐藤忠男さん(2022年5月)
――おかげでぼくは、物事を「ふつうの言葉」で「ふつうに」考えられるようになった。

77)倍賞千恵子さん(2022年6月)
――60年の歳月を経て、倍賞さんが再び、無表情な主人公を演じていた。

78)山田太一さん(2022年7月)
――山田太一と寺山修司、ぼくはこのふたりの大ファンだった。

79)深沢七郎さん(2022年8月)
――これぞ、「人生指南」のことばだとぼくは納得した。

80)堀田百合子さん(2022年9月)
――地方出身のぼくらには、それは「東京のお嬢さま」だった。

81)白井文吾さん(2022年10月)
――「あの夜、ぼくは、死ぬまで働くのも悪くないなと思った。」

82)中島貞夫監督(2022年11月)
――「作家と付き合うというのは、こういうことか。」

83)かわぐちかいじさん(2022年12月)
――4日ぶりにぼくはアパートへ戻った。

 
 

詳細資料

  • 條碼:9784000616027
  • ISBN:9784000616027
  • 規格:平裝 / 278頁 / 2.27 x 12.9 x 18.8 cm / 普通級 / 單色印刷

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