Preface 前言
風起,臺灣。
遙遠的過去,人類被天上繁星引導,選擇前行的方位,
一再挑戰,試圖接近無法掌握的蒼穹。
現今再次,丈量起現代與天空的距離。
「遙望天際,提醒自己宇宙是多麼浩瀚。
抓住每一個感受遼闊悠遠的機會,這會讓你看見自己的渺小。」——英國小說家,麥特‧海格
“Look at the sky, remind yourself of the cosmos.
Seek vastness at every opportunity in order to see the smallness of yourself.”——Matt Haig
Be Sky Taiwan.
臺灣活火山的鼓動、高山上綻放的滿天星空,
當接觸到大自然的美麗與生命時,我那停滯不前的思緒中吹起了一陣風。
當我順應風的方向,在山海中奔走時,我學到一件事。
人的內心,會不斷激盪起翻騰扶搖而上的氣流,
而天空,總會與我們同在。
風たちぬ、台湾。
遥か昔より、人類は、星に導かれ方角を選び、
掴むことができない大空に、近づこうと挑んできた。
今一度、現代と空の距離を測る。
「空を見て、宇宙を思い出しなさい。
自分の小ささを理解するために、あらゆる機会に広さを求めなさい。」—イギリスの小説家、マット・ヘイグ
“Look at the sky, remind yourself of the cosmos.
Seek vastness at every opportunity in order to see the smallness of yourself.”—Matt Haig
Be Sky Taiwan.
台湾の活火山の鼓動、高山に咲く満天の星空、
幾多の自然美と生命に触れた時、足踏みしていた私の思考に風が吹いた。
私は風に身を任せ、山海を駆け巡った時、学んだことがある。
人の心には、絶えず高く舞い上がる気流が渦巻き、
空は、いつも共にあることを。
Afterword 後記
從島到島,跨越大海而來的我,
彷彿候鳥般,經常意識著風,展翅高飛,從天空觀察臺灣,拍攝臺灣。
真心期望我製作的這本書,能成為代表臺灣人的一冊名片。
即使不擅言詞,有時候一張照片,也能代替我傳達心情。
不用把「傳達」這件事想得太困難,是我這次作書時特別留意的事情。
不知道各位讀者有沒有接收到這本書傳達的意念呢?
我在臺灣學習到,我們應該持守與生俱來的特質。
臺灣,一直在持續改變世界。
臺灣,一直有新風吹起。
從人們氣息傳遞而來的熱情,滿溢希望。
我希望這本書,能在某處,成為某個人的順風助力,因此取了這個書名。
風起,臺灣。
————攝影師 / 旅行作家 小林賢伍
島から島へと、海を越えてきた私は、
渡り鳥にように、常に風を意識し、羽を羽ばたかせ、空から台湾を観察、撮影してきました。
私は、この本が、台湾人にとって一冊の名刺になることを願い、制作しました。
言葉をうまく話せなくても、一枚の写真が私の代わりに、物事を伝えてくれることがある。
「伝える」ということを難しく考えない、これは、今回の本作りで心がけたことです。
読者の皆様に、何か届けることができたでしょうか。
私は台湾から、生まれ授かったものを守り抜くことを学びました。
台湾は、ずっと世界を変え続けています。
台湾は、ずっと新しい風が吹いています。
息遣いから伝わってくる情熱は、希望に満ち溢れています。
この本が、どこかで誰かの追い風になることを願い、この名を付けました。
風たちぬ、台湾。
————写真家 / 旅行作家 小林賢伍